I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

結局自分が悪い


委託業者から来た原稿の校正をして、電話したら誰もいない。メールの返信もない。たかをくくって帰ったか。せめて催促の電話をよこせ。逆に心配になるわ。ご飯がのどを通らぬ


さっき言ったよね

納期が遅れてすみません。社内体制を整えます

本当、やるとか言って結局出来ないの止めてくれ。出来ないなら出来ないという部下の方がいいという上司の気持ち。本で読んだけど分かるわ〜


この一ヶ月、業者が昼間原稿作成して、夜に私がチェック。直しを、業者が定時に原稿作成して、私が深夜残業してチェックの繰り返しで俺ばかり残業。上手いやり方なかったのかな〜。上手いやり方出来る人になりたいな〜。発注先の担当者凄いよなあ。間違いだらけで、指摘すると有難うございますと涼しげ


きのう、校正を待たず帰った調査会社と、今日連絡がとれた。セーフ。ていうか、そっちから連絡来い。これで晴れ晴れとした休日がとれる。職場の机まわりの整理も出来たし、会社帰りに花見客に混じって屋台村の沖縄料理とエールビールを楽しんだから、まあ良しとするか


今回の調査会社は、ダメだった。出てくる数字が間違いだらけ。確認してくださいというので、間違いを指摘すると、

ありがとうございます

細かい数字のチェックを不本意ながらやる。間違いは私の責任になる。今度は、会社に指示書をだすか。不完全履行で支払い減額したいが計算式もないし。


それに比べると、製造業は納品に不具合があれば交換たり返品できる。そして、不具合の出る確率は低い。調査会社はパソコン打ち直して済むから、製造業よりも返品によるコスト負担も軽度で気楽な商売なのかもしれない。ダメなら次から仕事がないのは一緒だろうし。


ただし、消費者相手か、事業者同士かの違いがあるのか?
BtoCだと事業者の情報量が多いので、何かあれば事業者が責めを負う度合いが大きい。
一方、BtoBだと納品に不具合があった場合に、情報量がお互い同じ量なので、それを見過ごした側にも責任が、あるわけねえわ


一般論として、下請は辛いとか言うけど、逆に親企業も変な納品つかまされたら悲劇ですよ。例えばゴムホースの会社が下請会社からゴムの納品を受けるとき、検査担当者は重責だと思う。検品オッケーの後に不具合があったら。商品の引き渡しで危険負担も移るのだとしたら。代金を支払わないという対抗策を親企業はとる?


いわゆる下請法で中企庁HPの相談事例に「プログラムを納品した4年後、不具合があるから無償で直せと言って来た。いつまで対応すれば?」とあるが、間違ってるならいつまでも無償で直せと言いたい。「納品に不具合があり検査中として支払ってくれない」本当に検査が必要な場合もあると思う


プログラムの納品で、不具合があるごとに代金を減額するという契約は、下請代金法の「減額」に該当するおそれがあるらしい。
ミスの度にやり直させるのは下請法的にもオッケーだと。つまり、親会社は下請会社のミスを見つけてあげて、社会的に問題にならないうちにやり直しをさせるのが仕事か、面倒だ


中国の工場に発注すると、ミスが多くて困るという話は聞くので、大企業の人は、アジア諸外国の関連企業を指導するという面倒な役回り。小企業の人は、大企業の人にダメだしをされて直す。ミスを指摘する大企業側の方が、それを消費者向けに加工・販売するので責任は思い。
どっちの立場になりたいか?


こう考えると、BtoBで新たな”良い”取引先を見つけるのは難しい。逆に信頼を得るのも難しそう。だから、既存の取引先を重視するという経営方針は後ろ向きな発言じゃなかったんだ。また、企業の倒産は市場原理であって、経済の衰退とは違う要素もありそう。逆に倒産件数が少ない現状が不健全?金融庁の指導?


誤解を怖れずに言えば、下請企業は大企業みたいに世間に看板掲げてない分、気楽かも
なお、中小企業の中には、下請でなく、自社商品やサービスで稼ぐ会社もあり、ここでは区別しています


閑話休題
担当者のこと


あれも・これもできます→できない。
イメージ先行の分析→データの取り違え。
直せ→

納期が遅れますがよろしいですか。


自分も大学生のとき、よく知らんOBに「お前はよくよく調べてから物を言え」と言われた。
同じ事を今回の調査担当者に言いたい
自分に似てるからよけいムカつく


しかし、今日の電話はなんだ。今回は納期が守れず、大幅に遅れて真に申し訳ございませんでした。で、支払いに必要な書類はこれこれで、法令に関する書類はこれこれで、

では少しお時間を頂きます

すぐやれー


納期を守らせられなかった=業者は社内リソースを他に使えた=おれほ業者に便宜を与えたに等しいと思うとムカつく。
実際は、納品が間違いだらけで直す時間がなくなって、業者逃げ切る。完全に業者ペースで。
おれがノンビリしてるから舐められちゃたのだ。次はダークサイドで行こう


納品はされたし、納期が遅れて実損害があるわけでもないのて、法的手段が思いつかないこともムカつく。おれが精神的に気を揉んで、社内的に残念な評価を受け、古い仕事が片付かないので、新しい仕事に支障など、俺が全部背負ってる。一番は、調査会社はどこもだめで、その会社はマシな方だってこと


銀行系の大手シンクタンクもだめだ。会社の総力を期待するのに、実際は担当者で当たりハズレがある。能力以前に15本の仕事を掛け持ちしていると言い訳してた。そうしないと給料をまかなえない。忙しいと。働き過ぎで、顧客それぞれに対しては働かなさすぎになるのだ。半端な部分が出ちゃうのだ


先週末は、お休みをとって、実家の母に会いに行った
すっきりした気持ちで行きたかったのに、昨日のあの業者のメールが頭をよぎる

今週内の納品が難しく来週前半になります

何日何時など区切らないということは、守る気がなくまたすっぽかされそうだ
日時指定すべきだった


悶々と過ごして、妻の里に帰った疲れもあり月曜日に俺ダウン
俺がボトムネックで 納品が遅れる?


本日出社
あの業者、きっちり明日納品と約束。やったね。


今回は、出た成果物の直しやら、やり直させれば納期が遅れますと平気でいう業者だったから、本当に消耗した。
正直、休日出勤したし、ダウンして6日ほど有給休暇を使ってしまった


今年は、妻が出産を控え、育児のため有給休暇を温存しておきたかった!


でも、今回の納期遅れは、全部自分が悪いんだし、
有給休暇使ったのも業者は関係ない


北島康介が、今回の大会は終わったんで次。とインタビューに答えた。おれも、終わった仕事のこと、考えすぎないようにしよう
さて、次の仕事に専念