I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

Dig954


@anpan008


AKB48のエース前敦が卒業するっていうけど、日の丸エース輸出産業は円高に苦しみ、とある半導体メーカーは税金投入むなしく退場。先日のTBSラジオDigによると、農業も製造業も時代に不適応、円高でも儲かる産業にシフトするべき。AKB48も経済もエース札の次が肝要。

柔道必修化


試合は座ったままで。


エイプリルフールではない。
静岡県教育委員会が中学校の柔道必修課を受けて定めた。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1704627.html


これに対する2ちゃんねるの批判なども読んだが、中途半端な授業で意味があるのかという指摘が多かった。


私が思うに、今まで柔道をしっかりやる機会がなかったのが、少しでも触れる機会が増えるというのだから、座ったままで試合をしても、それもいいのではと思った。


中学校での柔道必修化に今まで何の関心も無かった者が、いざ必修となるにあたっては道場同等にやれと騒ぐのは、いかがなものか。


相手の重心移動をとらえて足を刈り倒すという立ち技の醍醐味は、お互いに約束された動きにおける練習において、ある程度は体得できるのではないか。


試合形式で肝要なのは、力ではなく相手の重心を崩す体の使い方を実践で試すことと思うが、自分の経験からしても、初心者はどうしても力任せに相手をコントロールしようとするし、真面目がかっこわるいと考える向きのある中学生の間では乱取りが成立しない可能性もある。


礼儀作法を身に付け、痛みを知り、心身を鍛え協調性を養い、さらには人間ってこういう風にすれば簡単に倒れちゃうんだという格闘技としての機能美に触れるなどが授業の目的だろう。
ガチで向き合うことにより経験値が一層高まると思うから、真剣の要素をいかに指導に盛り込んでいくか今後の課題になると思う。


それと、相手の心を読んで力を利用し動きをとらえて技を決める経験も重要。勉強は自分が頑張ればテストで良い点が取れるけど、実社会に出れば相手次第ということが多いから、自分の頑張り「自力本願の成功体験」しか持たない人は社会でつぶれたり、自分の理想=世の中の正解だと我を押し通す人になる。私にも心当たりあり。
柔道でも将棋でもいいけど、相手があって自分の理想のフォームや定石の通りに事が運ばない経験、逆に相手の動きがあるからこそ技が決まる「他力本願の成功体験」の積み重ねはいろいろな意味で将来に役立つと考える。