I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

追突!?

路上教習4回目に行ってきた。


事故を3回起こした。




本日の課題は、バイパスのような大通りでの進路変更。


今回も夜でルームミラーやドアミラーでの確認が難しい。
当初、ルームミラーとドアミラーで確認して、方向指示器を出して、目視してハンドル、みたいな手順を自分のペースでやりたかったのだが、路上では自分のペースではなく全体の流れの中で機敏な操作が求められる。


それで、教官から突然の(私の判断が遅い?)進路変更の指示に従って、なかばエイヤーで走ってきた。


疲れた。


なかでも一番は、3車線道路で、スーパーの前の2車線が路駐車で滞留している場所で、当然3車線だから60キロくらいで走ってきたマイ教習車が追い越そうとしたとき、こちらが合図を出して追い越し車線に車両を進めたそのとき、1台が目の前にに飛び出してきたときはビビッた。


こう書くと徐行すればよかったようみ見えるし、そうだったかもしれないが、追い越し車線に入ったら加速するもんだ。教官が加速してと言ったたやさきの出来事。急ブレーキを教官が踏んだため、事なきを得た。
そのとき、私の目線はドアミラーに・・・怖い。


前回、日記で書いたとおり追い越しで右側に気をとられているときの前方不注意の不安が現実となったのだ。


やはり、ハンドルきるときは前をみていないとダメか。
文章を書いていると当たり前のことなのに、実際は難しい。
だって、状況認識と判断に与えられた時間は一瞬。
予測と先手の対応がないと対応できないなあと改めて思った。*1
オールスター戦で、スピードだけではダメだと改めて思い知ったという楽天の田中投手のように。




次は、本線から支線に移るとき左にハンドルをきったら支線からきた車とぶつかりそうになったこと。
これも徐行すればよかったように思うが、壁みたいなのがあって支線から来る車が全然みえなかったのだ。
こういう道のつくりかた自体にも問題があると思う。
制限速度60キロの2車線でいきなり徐行して追突されても怖い。
しかし、方向指示器を出してブレーキを前もって踏んでいれば回避できた危険だったかもしれない。




最後は、交差点を右折したら反対車線だった。
立体交差の複雑な交差点だったのだ。
実際は、教官に指摘されて事なきを得たのだが。
路上に記してある、交差点の中心を記す規制標識を意識していればこういうことはなかった。
文章に書くと”ありえない”と思うが、夜間に初めての道を走行していると分からないものだ。私の視野が狭いだけなんだが。




あと、右折が難しいということを実感した。
右折が苦手な人がいるが、どこが難しいのか今まで意味が分かっていなかった。
しかし、今日までの私の運転は、無神経に対向車線に頭を突っ込んで待機し、横断歩道を歩く人だけを気にした自己中心的なものだった。
本当は、対向車線の道を空け交差点中央で待機し、対向車と歩行者がいないことを確認して機敏に曲がらなくてはならない。
それが難しいのだ。
前回、右折のときに横断歩道を歩く人を視認した教官にブレーキを踏まれたと書いたが、私は教官がブレーキを踏むタイミングが早過ぎると本当は不満だった。
しかし、右折のとき横断歩道の歩行者を待つ位置って、交差点の中央だったのだ。
そう思うと、なかなかに右折は難しい。
繰り返すが、対向車線と横断歩道の歩行者の切れ目に機敏に動かなくてはならない。




今日を総括すると、


教官からは、左の確認が弱いと指摘をうける。また、後方から来る車の認識と距離感も弱いといわれる。
進路変更ができるというのは、操作と確認のいくつかの基本技能をマスターした上でのことなのだ。


その他、ブレーキのかけかたやハンドルさばきも基本ができていなかったらしく、指導を受けた。
ブレーキは最初に大きく、次に小さく、調整。60−40−20kmで落としていく。制動距離は40kmが20m、20kmが10m、つまり40kmで走っているときは30mあれば止まる。だから走行中はちまちまブレーキを踏まない、後方車両がビックリするから。
ちまちまブレーキを踏むくらいなら十分に車間距離を開けること。アクセルワークで調整すること。


ハンドルはゴルフのグリップ同様、中指・薬指・小指で支えて親指は添えるだけ。ハンドルはひじで押したり引いたり、テコの原理でまわすイメージ。基本姿勢の10時10分も重要だが片手でハンドルの12時の部分をもって楽にまわす持ち方も機敏な操作には必要。





また、予想以上に交通標識の重要性を分かっていなかった。


それと、後方からピッタリとつけてくる車は、自分の車を無理なく追い越せない運転に自信のないドライバーだから気にするな、むしろ追突されないよう注意すべしというアドバイスを得た。
いままで、後ろにピッタリつけられるだけで心が焦っていたけれど、自分と「おなかま」だと思うことにする。




こういうことがあって改めて運転教本を熟読した。
今までにないほど、一つひとつに納得してしまった。




冒頭書いた3回の事故は、教官のブレーキで回避され、現実には起こっていない。


納車までには一人前に!


(第1回から第3回までの記録)id:horikita800:20070717

*1:思い出すのは、第1回目の教習で教官に言われた難しい要求。路駐車のドアミラーごしに、ドライバーが何をしているのかみて、次の行動を予測して急なドア開けなどの危険を回避する。