I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

坂道を昇るの決意

東北地方太平洋沖大震災。
今も救出を待つ命があり、応援を待つ地域がある。
避難所で失われる命も多数、感染症の拡大も心配。
救命と衛生、原発のトラブル、まだまだ震災・津波の渦中で胸がつぶれる。


一方で、復興も急務。


これから、ボランティアが現地に飛び、地域に被災者を受入れなど応急対策から建物の復興、生活の復興、雇用対策、都市計画などに、行政、住人、企業、NPO等が総力で取り組んでいく。
同時に、日常を守り、平素の企業や経済活動を維持発展させていくことで、力を復興対策に向けていく。
諸々の直接・間接的な取り組みのなかで、私も当事者意識を持ち取り組んでいく。


なんで、こんな力んだ文章を書いているのかというと、本当に揺れたから、地震を体感したから。交通が止まって長時間歩いたし、店頭から商品はなくなるし。
正直、阪神・淡路大震災のときや新潟中越大震災、新潟中越沖地震雲仙普賢岳噴火等々、まったく心を寄り添えていなかったことに思いいたり恥ずかしい。


震災から一歩ひいて考えれば、日本は長期不況下で少子高齢化など課題山積。これらの問題は、震災が起こったからといって解決されたわけでも軽視してよくなったわけでもない。
日本のあちこちが傷んでいるという現状のなかで、将来に向けて、力強く生き抜く。
日本国民1億3千万人が今、坂道を歩いている。
誤解を恐れずに言えば、政府民主党は、震災に逃げ諸課題を棚上げすることなく、震災復興は担当相の責務とし、総理は国会の論戦に戻ることだ。
私としては、災害に強く太陽光など新エネルギー活用の都市インフラ、住民の孤立のない自治都市など、被災者の方々の合意が前提であるが、震災復興に日本の将来像を託したいという気持ちがある。


このような認識のなか、また一つひとつ、平素の文章を書き連ねていこうと思う。