I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

葉隠その6


「水増せば船高し」ということわざがある。つまり、難事にさいしてその人の能力はきわ立つというものである。才徳のある人や、自分の得意のことは、難しことに出会うほど、いっそう張りきるものである。迷惑がるのとでは、たいへんな違いである。《葉隠



疾風しっぷうに勁草(けいそう)を知る
《「後漢書王派伝から」》激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。苦難にあってはじめてその人の節操の堅さや、意志の強さがわかるということ。



道は一つのみ「是か非か」 心は常に鋼鉄 貧困は偉人をつくり 功業は難中に生まれる 雪をへて梅は白く 霜をへて楓は紅い もし天意を知るならば だれが安逸を望もうか 《西郷隆盛



危所に遊ぶ
松尾芭蕉俳諧問答」から》危所は字のとおり危ない所だが 「名人は定跡から外れ、未知の分野にも冒険心を持って飛び込み、そこで楽しむ」 ということ。