I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

裏高尾へGO

高尾山に登ってきた。
ケーブルカーを使わない6号路で頂上を目指した。


琵琶滝に立ち寄った。


1時間半で頂上に着いた。
森に囲まれて沢と平行に登っていく、涼しげで、山の植物観察に適したコースだ。
高尾山口から山頂までバリエーション豊富な7コースが、高尾山の強みだ。


山頂は遠足で一面が赤白帽子で、軽くテンパッている先生たちが頑張っていた。
富士山は見えなかったが、空気が澄んでいて景色がよくみえた。


体力に余裕があったのと、天気がよかったので、前から気になっていた「裏高尾」まで足を伸ばした。
「裏高尾」とは、小仏峠や相模湖に向かう方面を指すようだ。
「裏高尾」とか「奥高尾」と呼ぶらしいが、ここでは看板にあった「裏高尾」と呼ぶ。


高尾山頂の富士山がみえる展望台から道は始まる。


10分程歩くと紅葉台という展望台があって、ここも込んでいるが頂上よりはまし。


小仏峠をめざして歩いていくと、小学校軍団とすれ違う。
「こんにちは〜」と声をかけてくれたので挨拶すると、列が長いものだから連鎖的に「こんにちは〜」が途切れなく、何度挨拶をしたことか。微笑ましく、キモイ笑顔をしていなかったか心配だ。


小仏城山頂上に着く。
高尾山頂から約1時間。
東京のビル群がよく見えた。来た甲斐あり。
残念ながら携帯電話の電池切れで撮影できず。無念。
茶屋があり、ベンチが半端なくあって、おそらくピークにはとてつもなく込み合うのだと想像した。


小仏峠に着く。
誰もいなくて、しかし三条実美の歌碑があり、明治天皇が立ち寄ったとか、歴史ある場所だ。


相模湖を目指す。
途中の美女谷温泉で疲れを癒やそうと立ち寄ってみる。
あれ、「入浴はやっておりません」の張り紙、ショック。


途中、中央高速の高架橋の下を歩く。
とてつもなく大きな建造物だ。
昨日スカイツリーをみた人間が結構な見ごたえと思ったんだから、意外と観光スポットになるんじゃないか?*1


↓美女谷温泉と鉄橋について記載のあるブログ
http://blog.goo.ne.jp/kirimarunaomi/e/7c299e16f097ff8f393db9b485d1f18d


そして、道は中央線の線路のすぐ脇を通っていく。
山間部を最高速度で走り抜ける特急などを目の当たりにできる。
これも観光資源になるのではないか?


ようやくバス停に到着。
バスが来た。
予想に反して、地元らしき若者が沢山乗っていた。


JR相模湖駅に到着。
電車を待つ間に駅周辺をうろつく。
「丹沢あんぱん」を買う。あんの種類が豊富。さくら、ゆず、玉露、白など。
観光協会に立ち寄る。スタッフが「パンフレットもって行きな」と威勢がよい。


バス停付近で地元の人らしき3人が話している。
「高尾山には観光客が年300万人きているらしい」
「30万人でもこっちに降りてきてくれれば」
「道をよくしねえとだめだな」
「何かやらないと来ないよな」
「役所に頼んでも、野菜を売るくらいだろ」


この会話を聞いて思った。
よほど「温泉と鉄橋と鉄道が観光資源になるかも」と会話に参加したいと思ったのだけれどやめた。
この前の心理テストで私は”思いつきを喋って失敗するタイプ”と判定されていたからだ。
しかし、高尾山に無いのは「温泉」。
やはり、帰りに温泉に入りたい。「裏高尾」に温泉があれば呼べる。


また、意外と「裏高尾」は遠くない。
高尾山頂から高尾山口に戻るのは1時間。
高尾山頂から「裏高尾」経由で相模湖まで下りると2時間。
だから、帰りに「裏高尾」に立ち寄っても1時間の違い。
さらに、相模湖駅から一駅で高尾駅、これが中央線なので乗ったまま新宿方面直結。


もっと、「裏高尾」はPRされてよい。
登山道は悪くない。
小仏城山の眺望も行ってみる価値がある。
現状に加えて、以下の環境が整備されると一層面白い。

  • 相模湖がみえる展望スポットを、数箇所つくる。
  • 美女谷温泉を、登山客が気軽に日帰り入浴できるよう再整備する。
  • 湖畔散策もできる周遊バスを、20分おきに走らせる。
  • 高速高架橋や鉄道を、観光スポットとして掘り起こす。
  • 相模原市は、八王子市や京王電鉄にお願いしてPRに協力してもらう。


さて、観光協会で入手したマップ。
近隣の藤野町と連携した登山コースなどに工夫がある。
今度また行ってみたい。
藤野町には温泉があるのだ。

*1:調べたら高架橋ファンクラブがすぐ見つかった。http://www.kyokyaku.com/