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滝巡りMEMO(11月23日)in御嶽


滝巡り、檜原から御嶽に抜け4つの滝を巡るルートを歩きました。


in檜原ふりかえり⇒id:horikita800:20111211
(天狗滝、綾滝など)




御岳山にもう一つチャレンジをつけ加えたいとお考えの登山者向けに、本日は御岳山はケーブルカーで上り下りするだけじゃないよって話をします。
檜原村の千足から、つづら岩に向かって登り、大岳山を経て御岳山に至ります。
その間に滝巡りができるルートとなっています。


檜原側の登山MEMOは上記リンクに記しましたので、本日は、大岳山から綾広の滝、ロックガーデン、七代の滝を巡るルートについて書きます。




大岳神社 12:58




狐が、かわいい。
シニアの登山客が「無事に降りてこられました。有難う御座いました」と敬虔に頭を下げていたので、わたしも帽子をとってお辞儀をした。


山頂に取り付くと、上から登山客が走るように降りてくる。どうやら、急坂で静止がきかないらしいのと、おそらくクサリ場を越した安堵感からだろう。


わたしは、大岳山は2度目で、クサリ場のあるのは知っていたので、軍手をつけた。ストックなどもしまって両手を開けるのが良いと思う。
ハイキング気分にしては、少しだけ急な岩肌を登ることになる。




大岳山山頂 13;13



富士山は写っていないだろう。
でも、少し見えたらしく、シニアの登山客が、欧米のハイカーに富士山の方角を教えていた。
大岳山は外国の観光ガイドブック「ロンリープラネット」に載っているので、山頂の客の1割から2割くらいは外国人だった。
狭い山頂は人が多く、わたしもエネルギー補給をしながら望遠鏡を富士山方向に向けるが、いつもなら大きくみえるはずの富士山は、残念ながら見えなかった。




綾広の滝 14;44



大岳山を降りて、ロックガーデンを歩く。
御岳山側からくる客がほとんどのため、私は逆走になったのだが、この時間でも100人以上とすれちがったと思う。
学生風のグループや、カップルが多かった。


綾広の滝は、せり出すように迫力のある大きな岩と岩の間に流れている。
ぜひ、360度を見回すことをお勧めする。


青梅市観光協会 ロックガーデン
http://www.omekanko.gr.jp/hiking/mt_mitake/route11.htm




山ガールも撮影していた清流 14:41





大きいV字谷 14:44





弁慶岩 15:00



弁慶岩の頂にあるものを撮影してみた。
十代の若者風のグループが競うように岩に登ってワイワイやっていて、楽しそうだった。




七代の滝 15;08



天狗岩から鉄の階段をひたすら降りて高度を下げると、七代の滝に着く。




降りたということは、それだけ登るというわけで、御嶽神社に向けて長い上り坂を登っていく。



紅葉がときどき新鮮な驚きで元気付けてくれるが、けっこうこの登りは疲れる。
なので、この七代の滝の上り下りは、時間と体力と相談のうえチャレンジされたい。
弁慶岩から高低差のないルートで御嶽神社に向かうルート、すなわち七代の滝をパスするルートもあるからだ。




御嶽神社参道が近い 15:41



ようやく、御嶽神社まで来た。
今回は滝巡りなので、これで、4つの滝を巡ることができた。
後はお土産を買って変えるだけ、と思ったのだが。


なんと、まだケーブル駅が見えないうちから長蛇の列。
どうやらケーブルカー待ちの列。
周囲では冗談で団子屋の列じゃないのかw
200mくらいの列で結局30分並んだ。
それもケーブルカーが、いつもの15分間隔ではなく、ピストン輸送体制(片道6分)だった。




ケーブル御岳山駅 16:30



ケーブルのホームで次の車両を待つ。
駅のスタッフの動きが非常事態っぽくて、キビキビした対応が◎
お土産屋の人に聞くと「今年は特別です」


でも、満員乗車。
ケーブル降りて次のバスも心配だ。
しかし、そこもバスが数珠つなぎに来ていて、ストレスゼロだった。


で、JR御嶽駅までたどり着くことができた。


                                                                                                                            • -


というわけで、今回のルートは、檜原村から登って、天狗滝、綾滝、富士見平、大岳山、綾広の滝、ロックガーデン、七代の滝、御嶽神社、ケーブルカーという歩行時間6時間半の旅でした。


滝を見て、天気がよければ富士山が見られて、ロックガーデンでマイナスイオンを浴びて、御嶽神社に参拝し、帰りは楽々のケーブルカーというのがセールスポイントです。


特に、檜原の天狗滝と綾滝は、あまり観光地化されていない分、秘境感があり、ぜひお勧めなのであります。