I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

聖徳記念絵画館


明治神宮外苑の聖徳記念絵画館に行って来た(1926年竣功)。


その建物は重要文化財に指定され、明治天皇の「御降誕」からの「大政奉還」や「憲法会議」や「日露戦争」など歴史を80の絵画で振り返る。
公式→http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/
絵画→http://meiji.sakanouenokumo.jp/


私が着目したのは、今から150年前くらいには、皆が着物を着ていたんだなあと改めて思ったこと。
明治天皇が洋服を着た絵は明治5年から、皇后が洋服を着た絵は明治20年からだっていうこと。


また、明治天皇の大葬の絵の参列者が軍人ばかりで、やはり国威発揚のための絵画だったかということ。


意外だったのは、教育勅語が、極端な愛国心を上から下に求める内容ではなく、普通に読めたこと。


ただし「子は親に孝養を尽くし」なんて訓示は、昨今の生活保護受給問題を想起し、今も昔も国が危うくなるとお上は「絆」を持ち出すのだと思った。
自助・相互扶助が広く実践されれば、社会保障費の縮減や治安の安定など社会的コストの低減につながり、国富を特定の目的に振り向けられるからだと考える。
教育勅語http://t.co/heE3AsUa


五箇条の御誓文は、今読んでも納得の文章。
平成の世にあっても為政者はこれにより自らを律して欲しいし、国民も萎縮せず自らを解放して活力を取り戻したい、そう思った。
五箇条の御誓文→http://www.meijijingu.or.jp/about/3-3.html


さらには、私が世間を知らないのを明かすようだが、神宮外苑は、国立競技場、野球場の存在は知っていいたけれど、ゴルフ練習場、バッティングセンター、アイススケート、テニス、フットサル競技場もあり、秩父宮ラグビー場がここだってことも知らなんだし、本当、都心にこのようなスポーツ総合施設があるなんて。
公式→http://www.meijijingugaien.jp/