I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

価値共創


「顧客との価値共創力」とは?


顧客に能動的な参加を促し、創作、感動の一部を担ってもらう仕掛けづくり。
言い換えると、作品・商品・サービスに対する知識、作法を顧客が能動的に習得することで、より顧客満足度が高まる送り手と受け手の双方向のコミュニケーション。


例:

  • 顧客の能動的な参加「コレクション」、「人気投票」、「顧客の知識・技能段位認定、ゲーム大会」、創作体験、顧客による作品等のレビュー・口コミなど顧客同士の情報交換や交流、知的好奇心を喚起する奥深い作りこみと事業展開、オープンソースウィキペディアリナックス
  • 送り手と受け手の暗黙知(共通認識)「すし店の店と客の振る舞い」、「料亭、芸妓あそび」、客に意味を読み解かせる「京菓子の見立て」など、知識・作法・様式に関する顧客の一定の習熟を前提として提供される作品・商品・サービス


参考


価値共創力が高いサービスを打ち立てられれば、新規参入が難しい。
小林 潔司 京都大学 経営管理大学院教授
http://www.ristex.jp/servicescience/project/2011/03/


価値共創時代の顧客戦略 小野 譲司 青山学院大学経営学部マーケティング学科教授
http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_39_01_06


性価値創造活動の推進
機能や価格といった従来のものづくりの価値軸に加え、新たな着眼点からの価値創造が必要。経済産業省では、生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることで顕在化する価値を「感性価値」として着目。
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/kansei.html