I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

その真意は?

本日のネタ
猪瀬都知事、一転謝罪 五輪巡る発言「訂正したい」 http://t.co/OBJFXgIQ2M
「記者会見でぶんむくれ」http://t.co/B7KxSRNivU


ニューヨークタイムズは、猪瀬都知事の発言がオリンピック憲章に反していると承知のうえだとしたら、記事に載せなきゃいいのにね。ガキの使いじゃあるまいし。猪瀬都知事の間違った発言をそのまま世界に知らせたら間違った認識が広まってしまうではないかと。


新聞は、発言の適法性・違法性については、判断せずにそのまま載せて読者に委ねるってことか。意外と危なっかしいな。だとしたら、今回の猪瀬都知事の発言がアウトだと解釈したのは、ニューヨークタイムスではなく、アウトだと報じた報道機関(第一報どこ?)があるわけで、作為を感じますな。


国語と社会の問題。猪瀬都知事の発言を2つの意味で批判するマスコミ。一つはオリンピック立候補都市の行動規範違反、二つ目はイスラム社会の侮辱じゃないかその意味で謝罪はないのかという責め。
マスコミが二つ目の責めをしくこくして得ようとしている国民的な利益は何か、今風に言えば「誰得」でそのような質問をしているのか。ただし、記者はイスラム教徒ではないとします。


都知事とマスコミの質疑。そもそも「イスラム社会を侮辱する発言」という争点の立て方が気になる。これをキリスト教徒に置き換えたら成立しないような、どこかイスラム教徒をマイノリティと決めつけ擁護すべき団体と見下す目線が透けて見えるそそっかしい奴は嫌いではない。


猪瀬都知事をしつこく責めるマスコミさま。 DIVAの『Lost the way』を聴いてくれ。「♪本当の正義とは何?誰かを責めることか?」


先ほどの問題の解答例。「猪瀬発言は日本人の総意とは異なると問題提起するため、もしくは、日本の報道機関(言論)は猪瀬発言を容認しない姿勢をトルコに示したかった」
あげく、安倍総理が国を代表してトルコ首相に対し猪瀬発言を陳謝したと。


さらには、マスコミは猪瀬知事に「社会的制裁」をしたと。例えば、犯人が刑務所に入るのとは別に、氏名がマスコミにより公にされたことで、一家離散や本人の再就職が難しくなるなどの不利益を社会的制裁と呼ぶ。


マスメディアが社会的制裁を意図的主体的に課すつもりでいるなら、憲法改正において、立法、司法、行政に次ぐ第4の権力としてマスメディアを挙げ、権力を制限するという次元を新たにした論議が必要になるとか皮肉を言いたくもなる。でも、Webの普及で一般人とメディアの線引きも難しいんだけどさ。