I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

若者と自殺


読売新聞「就活失敗を苦に自殺する10〜20歳代の若者が急増、4年で2.5倍の150人」その前に統計を見ると「学業不振」から138人が自殺。この辺りを絡めて考える問題かと思う。ただし「失恋」理由が194人あり、若者を一括りに語れそうにない。 http://t.co/K2Q8VXCV


上位に「就活の失敗」「学業の不振」「失恋」。これらは若者が直面する課題であり注いだ時間と熱量の喪失感は大きいと察するが、私が思うに「他者評価」「他者承認」を求めすぎるメンタリティも理由にあるように思う。「総選挙」もそんな空気感の反映かも。


2ちゃんねるの掲示板に「バイトでもしてふらふら生きてればいいのになあ」と書いてありその通りだと思った。人生を縦に積み上げられないのはダメなことじゃない。でもバツイチと結婚する気はない。矛盾や。


ある大人が「若者に夢がないのが理由だ」と言っていたけど違うと思った。「人生色々」と頭では知ってるつもりだけど自分の人生が色々だったりやり直しが必要になるのは嫌なんだもん。


年齢で比較出来るH22の警察庁統計では「就職の失敗」による自殺は20代が一番多く、反対に「失業」理由の自殺は年を重ねるほど増える。だから今の若者は耐性がないとは言えない。2つの傾向は何を表す?


自殺を考える人を多く救って来たフジヤブさんは言いました。「生きている意味がなくなりましたではなく、積み上げていくような人生を促したい。きっとやり直せる。」(NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』)
これを夢と呼ぶなら腑に落ちる。


フジヤブさんが支援するのは老若男女、仕事が向いてないなんて泣き言にはこう叱る。「向いてるか向いてないかの話じゃなく、やってるかやってないかの話なの!」そして「やるしかない」という言葉を引き出す。さらに小さな約束を繰り返し達成させ自立に導く。