I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

復興特区はどうなった!


1.復興予算の流用ていうか「復興特区」はどうなった?予算を国に付けると国(省庁)は全国的な広域事業をやる組織だから逆に「広域」の旗がないと財務省が認めないんじゃねえか。だから埼玉でガレキ処理の職業訓練とか、岐阜と被災地企業のコラボ事業という発想になる。国(省庁)の官僚は自分の仕事をしただけ。


2.じゃあ何が悪かったかと言えば国(省庁)に予算を付けた国会議員だろう。国会議員の力が及ぶ国(省庁)に予算を付けたということは民主党議員が調子こいたんだろう。県や市町村議会は自民党が第一党が多いから県や市町村に渡せなかったんだろう。県や市町村に交付金で予算を付けたら地元本位の事業が出来ただろう。


3.でも市町村に予算を付けると逆に市町村をまたがる事業は認められなくなるという問題も生じる。だから、国(省庁)や自治体に「予算ありき」でバラまいてから公務員に事業を考えさせるのではなく「事業ありき」で広域処理すべき事業は国(省庁)や県に、地元に注力する事務は市町村にと適宜適切な調整が必要だった。
復興特区が実現すれば尚よいだろう。


4.ただし、話を元に戻すと広域処理は国(省庁)の仕事という目でその「流用」という奴を読み直してみるとどう見えるか。案外、これは自民党に政権を戻したい官僚が記者クラブに流したネタかもね。民主党をこき下ろしてみたって、結局は官僚の手のひらで国民が踊らされているようでもあり、注視が必要ですな。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121010-00000087-san-bus_all