売れる商品を作って、海外に輸出し、財政再建を進めることが肝要ですな。
新製品新技術で海外に売り込み外貨を稼ぐ必要性、日本のサービス業やインフラをセットで輸出し、海外で得た利益を十分に国内に還流できる仕組みのため、TPPなど経済連携協定における関税、知財、国際送金ルールなどの詰めが大事だ。
ＮＩＫＫＥＩ ４９４６（よくよむ）メルマガ引用
日本企業が海外に工場を移したり、新興国企業が競争力を強めたりして、輸入が増える経済構造になりつつあります。アベノミクスが効果を上げて国内の消費が増えるほど輸入が増える、という構図です。
米国や英国は経常赤字が続いています。
ただ米国はドルという、だれでも欲しがる基軸通貨の国で、政治・軍事的にも大国です。英国も国際的な金融センターです。国内でお金が足りなくても、海外から投資資金が入ってきます。日本はそうではないので、海外の資金をあてにできないかもしれません。
とくに問題になるのは国債です。いまは国内の貯蓄で国債は問題なく売れていますが、高齢化で貯蓄が減ると海外の投資家頼みとなり、海外の景気や日本の政策への信頼性によっては国債が売れなくなります。これが最も心配な点です。
