本書でいう「アウトプット」とは、自分の中から出すこと。
仕事や勉強のプレゼン資料のみならす、挨拶や相談など生活する上でのコミュニケーションにおける言動も「アウトプット」です。
テクニックも心構えも書かれています。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さっそくトレーニングその1
今日の出来事をポジティブに3行でアウトプットしました。
「アウトプット大全」での気づきは、アウトプットとフィードバックを繰り返して、行動はより良くレベルアップすること。
例えば原稿はまず30点を目指して書き上げ、推敲に時間をかけ100点を目指すと。
朝井リョウ氏の小説「何者」のセリフだと「十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ」かと。
また、今日やること、今やることだけ考える。
先のことを考えれば考えるほど、続けることに対してブレーキがかかりますと。
やることを細かく分けて、出来たらご褒美を。
目標を達成したら毎日記録します。ドーパミンがでて行動しますと。
不本意な結果は全てエラー
原因を調べ、対策をして再挑戦すればいいだけの話。エラーに対するフィードバックを繰り返せばそのステージはクリアして、次のステージに進めるのですと。
自分の行動が変わると周囲の人たちに様々な影響。現実が変わる。仕事が効率化、人間関係円滑など、現実世界がポジティブな方向へと動き出す
自己成長、楽しい。圧倒的な結果、ドーパミン
成功の法則 アウトプット
なお、著者は精神科医。
あとがきに、アウトプットが当たり前になれば、過剰なストレスや悩みが激減し、メンタル疾患や身体疾患、病気になる人もまちがいなく減るはずだと。
そのこころは、本書のアウトプット術を実行すれば、その人の「魅力」、「真の能力」を周囲が知る事ができ、適切な評価を受け、信頼され、人間関係は豊かになり、楽しい人生になることは間違いないと書く。
そうか、
私などはアウトプットの反響が怖くて。例えば挨拶の無視をはじめとして、提案のダメ出し、資料やり直し、発生する追加作業が嫌で、まるでカウンターパンチを怖れて手数を出せないボクサーのように、パンチを打てない=アウトプットできない私であったが、この本を糧に、何度も読み返したい。
などと息巻いてみても、やっぱりフィードバックは怖いし、特に仕事の上でのフィードバックは「やり直し」を意味して、おっくうだから、なるべくアウトプットなど人にさらしたくはない、上司への相談も先送りと逃げ出したくなる自分がやっぱり抜けない。
それでも、この本にある「挨拶する」、「相談する」、「打ち明ける」、「ちょくちょく話す」などのコミュニケーション術を実践すれば、相手からの反響が今より抵抗感無くなる可能性もあるなあ。
上記のような良いスパイラルが出来れば、人間関係も仕事の進め方もなめらかになるかも。
そうだ、フィードバックはカウンターパンチじゃないって。自分を高めてくれる材料。インプット、アウトプット、フィードバックをポジティブに回していければと思います。