I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

田町と町田

田町と町田、町田と田町ややこしやー。
週末、行ってきました。


◆田町


”田町”は港区の地名。山手線の田町駅は、品川駅と浜松町駅の中間に位置する。
都営三田線三田駅もあり、慶応義塾大学の三田キャンパスがある。
さらに、NECの本社や、その他金融機関等の本社が立ち並び、少し歩くと東京タワーがある。
駅の北側には飲食街が充実しており、お昼時には多くのサラリーマンがみられた。
韓国田舎家庭料理東光で声を掛けられ昼食。
店内は女性が多く、学生らしき姿も見えた。


用事をすまし、日が落ちた頃に慶応義塾大学の三田キャンパスを見学。
東門に早くも圧倒される。大雑把にいうと凱旋門みたいになっていて校舎であり門である。
階段を上がると、キャンパスは街灯が少なく暗かったが、伝統を感じる古い洋館タイプで赤絨毯の図書館旧館や、堂々とした大銀杏を備える塾監局棟が続き、奥に進むと近代的な校舎が建っている。
広場に笑い声が響いたかと思うと、忙しそうに歩いている人も居る。
日の落ちたこの時間、キャンパスに人は少なかった。


慶応義塾大学を後にすると、正面にライトアップされた東京タワーが。
せっかくだからと歩いて近づいてみる。
意外と遠かったが、なんとかたどり着いた。
1階入り口でチケットを購入して、1階から展望台にエレベーターで。
地上150mの展望台まで大人820円。地上250mの特別展望台までは追加で大人600円。
地上150mの展望台では、周囲の高層ビルより少し高い位置からの眺望が360度。
なかでも高速道路が見える側の景色が良かった。道を埋め尽くす自動車の明かりがピカピカ光ってきれいだった。
また、展望台には外国人旅行者の姿も多くあり、東京を楽しんでいた。
なお、展望台に登らなくても、タワーの麓にある「フットタウン」というビルの屋上に広場があって、展望台に行かなくてもそれなりに楽しめそうに思えた。


”田町”の名前の由来は、ウィキペディアによると、昔この付近が一面田んぼであったためこの名前が付いた。天皇家に献上する米を作っていたので御田と呼ばれ、それが三田に転じた。


◆町田


”町田”は町田市、東京の南端で神奈川県と接し、東京が地図で「左を向いたピストル」に見えるとしたら、その引き金の部分に位置する。
路線では、JR横浜線小田急小田原線町田駅がある。
なお、田や畑など田舎風景が残り、朝日新聞の『にほんの里100選』に小野路(おのじ)が選ばれている。


そこで、小野路にドライブして来た。
カーナビで小野路は地名としては出てきたが、名所旧跡としてどこを目指していいのか分からず、小野神社が見つかったので、そこを目掛けて行ってみた。


小野神社前交差点を曲がると、さして駐車場もなく看板もなく。
とりあえず神社にお参り。
案内標識があり、六地蔵300mなどと書いてあったので、そっち方面に車を進めてみた。
少し行くと、田んぼが広がっており、これ以上は車で進めないので歩くことに。
看板があり、この一体が環境保護地域にあり、自動車等で入れないのはもちろんのこと、道を外れて田んぼなどに立ち入ってはいけないという注意書きがあった。
で、六地蔵どこだ?とそこはよくわからなかったし、周辺図はあったが現在地がなかったので、少し不親切だなあと思った。
とりあえず、勘に頼ってうろつくことにした。すると、10数名の子ども軍団が!遠足みたいにやってきた。また、20名程度のシニア世代とすれ違った。いずれもガイド付きだった。
結局、六地蔵には巡り合わなかった。案内標識が少なく、観光案内標識も分かりにくくて民家なのか名所旧跡なのかの区別がつかず行っていいのかダメなのかも分からなかったためだ。ただ、東京都の「環境保護看板」が多かった。


最後に気づいたのだが、なんかオリエンテーリングを子ども達はしているようなのだ。
だから、現地の案内標識が微妙に少ないのかな。探険して辿り着かないといけないシステムなのかな〜。妙に納得した。


とはいえ、冷たく澄んだ空気を思い切り体内に送り込み、リフレッシュしたことは間違いない。多々文句を言って恐縮です。
と、いうことで季節のいい時期にまた着たいのだが、その時混んでいたら車をどこに停めればいいのだろうか。やはり電車で行った方がいいような気がする。・・・環境保護だから。


ここで終わると町田は田舎ということになってしまうので、補足。
市のホームページによると、町田駅周辺や横浜へ向かう街道は小売・卸、サービス、飲食・宿泊業が盛ん。
農業工業は大規模なものはなく、農業は兼業農家が多いとのこと。


”町田”の名前の由来は、町田を紹介するHPによると、区画された田んぼという意味。つまり、この地に田が開かれ、それが区画されるようになったことから町田となった。その他諸説あり。


さて、私の帰り道は95%信号につかまり、踏切にも100%つかまった。何故?
そして、ナンバープレートが「8888」「4444」「9999」の車を見かけた。すごい偶然。
最後に、反対車線が渋滞した横断歩道で、車の陰から出てくる歩行者が見えてヒヤッとした。事故にならなくてよかった。