SKE48矢神久美が卒業する。
総選挙２８位、SKE48の主力メンバー。
私としては、矢神は初恋の子に似ているので、第二の失恋の気分だ。
アイドル、芸能の世界には光と影もあっただろうが、一から出直したいというメッセージ。
前途を応援したい。
一方で、１２月１日から大学３年生の就活が始まるのを前に、まだ内定のない大学４年生が１０万人いると日経新聞で読んだ。
１９８５年の大学進学率が２５％だったのが、現在は２倍の５０％となっている。
バブルの頃に比べて就職先が減ったのではない。大学生が増えたのだ。
こんな時代に、大学生を満喫して、社会の扉をノックするも希望が通じない１０万人がいる。
他方、総選挙で約１２０００票＝１２０００×１８００円＝２１,６００,０００円（単純計算）
のCD売上げに貢献した高校生、矢神が早々に将来を見据えた方向転換をしようとしている。
昨今の大学生と矢神の時間軸はおそらく全然違う。
漫然と過ごす者との差は、おそらく先になればなるほど開いて行く。
