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BORN TO RUN

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”


BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
感想


柱としては


伝説のトレイルランニングレース
ランニングシューズは害
人類は走れることが繁栄のカギ
食べ物は穀物と豆と野菜でよい




1)伝説のトレイルランニングレース
ウルトラランナー(主に白人のトレイルランニング走者)
と、走る民族とのレース
メキシコの渓谷に住む走る民族は、
マラソン42,195キロでは短い
彼らをスターにして、利益を得ようと
する者たちが断たず、
傷ついた彼らをレースに担ぎ出すのは難しい
特に早いランナーを担ぎ出すためには
信頼を勝ち取る必要がある
そして2006年に行われたレースへの
道筋を推進力として本書の内容は進む


2)ランニングシューズは害
シューズを履くとケガが増えるデータ有
足首や膝によくなく、足も弱くなる
ナイキが考案したカカトに厚いソール
カカトを地面に叩き付けるような走りを
昔のオリンピック勝者や走る民族は
しない
足全体で接地するほうが負担が少ない
足指の付け根に重心を置くような走り
走る民族はサンダルのような形状の靴


3)人類は走れることが繁栄のカギ
人類は動物より遠くに走れる
森林生活の類人猿には無い特徴を持つ
例えば、アキレス腱、臀部など
また、心肺機能の強さ
発汗機能は動物より優れている
このため、草原でガゼルなど草食動物を
追いかけ回して猟りをした
動物が走り疲れて倒れるまで、
足跡や糞の特徴を目に付けて特定の個体を
追いかけ回した


4)食べ物は穀物と豆と野菜でよい
ウルトラランナーや、走る民族は
肉を多く食べない
穀物と豆と野菜が、エネルギーを
効率よく摂取でき、病気も招かない
筋肉を作るアミノ酸も含まれる


100キロ以上の長距離レースでは、
男女の差が少なく、年齢の差も少ない
実際、女性や60歳以上が、
男性や若者と一緒に走り優勝する
なぜか
長く走ることは人間固有の能力であり、
高め維持することができる
女性は出産、授乳時に肉を必要とする
このため、女性は肉を狩るため
大昔、狩りに参加していたはずだし、
長く走る能力では男性に引けをとらない
と本書は説く


また、走ることは、躁鬱病の解消になるし、
昔の人類は糖尿病や脳出血など現代人の病に
無関係だった
走ってたからだ


また、ウルトラランナーと走る民族
純粋に走るのが好きな人々の様子を本書で読み、
ランニングに関する上記の科学的考察を考えると
走りたくなるなる〜って話