I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

東京2020大会 開会式と閉会式

8年前に東京五輪が決まった2013年には、開会式のパフォーマンスは嵐かAKB48か?いやユーミンは東京都出身だよなんて予想して、紅白歌合戦みたいになったらどうしようか心配までしたけど幕を開けたらそんなことはなくて。

 

むしろ、MISIAの国歌をのぞいたら歌い手としたら見慣れたた有名どころは全く出なくて。

コロナで開催が危ぶまれたことから開会式の出演交渉が上手くいかなかったのかな?なんて思いましたが、紅白歌合戦とか富士山芸者相撲でなかったのは良かった。

 

そのかわり、日本のゲーム音楽や火消し、ピクトグラム、歌舞伎が出たけど、他はオノヨーコつながりのイマジン、クイーンの歌詞の一部が日本語の「手をとりあって」など海外と日本のつながりをたぐった演目。

そして、海外で活躍する日本人というところで火消しの場面でタップダンサー、歌舞伎とコラボしてジャスピアニストの上原ひろみが出た。

日本と海外が文化的に地続きになってボーダレスとか多様性とかにじませたかったのかもしれないが、なんだか海外のプロトコルで活躍する日本人をとりあげ、海外に追いつき追い越せをまだやってるのか?みたいで、多様性をテーマにしたかったけど国内に多様性のネタがなくて結局、イマジンも海外歌手のメドレーにしたり、タップダンスやジャスを日本人がパフォーマンスすることで海外に同じる方法でしか日本の多様性やグローバルを表現できなかったのかな、閉会式でもDJ世界大会優勝のDJ松永が出たり、外国の歌を日本語で歌うとか、一つ一つは良かったけど海外文化をパフォーマンスする日本人を見せる演出が理解できず、DJ松永がラジオで五輪の閉会式は世界中のみんなが知っている曲でなくてはダメなんじゃないかと言っていたけど、やはり日本オリジナルの芸能がなかったこと。そこは物足りなかった

 

パラリンピックの最後に海外の定番ワンダフルワールドを歌ったのをみたときには、どうして!ほかに日本の曲なかったのか?WAになっておどろうを長野五輪オマージュで演じたり、それこそAKB48僕に出来ることという名曲あるし、三味線で東北文化から持ってきても良かったし、東京都神津島村出身の石野田奈津代だっているんだ。はななり という貴方の存在が大事というテーマの曲がいい。

なんて皆が口を出すから波風立てないため海外曲しか使えなくなったのかもしれないけれども。

 

一方、

パラリンピック開会式。片方の翼の子のパフォーマンスは良かった。

見始めて、もう一つ羽が出て飛んでいったら違う感じがするし、どんな結末になるかと思って見てたら羽を使わずプロペラで飛ぶという斜め上の発想ではなく、片翼のまま飛んでいったのが自分にとって理外の結末で、片翼では飛べないという思い込みを取り払うくらい頭を切り替えていく、勇気を持つて飛ぶことが共生社会やこれからの人生を元気にする、開幕に相応しいメッセージに富んだ実に凄みのあるパフォーマンスだった。

 

United by Emotion 多様性と調和

Worlds we share 分かち合い

WE HAVE WINGS 勇気を持って飛ぶ

Harmonious Cacophony 違いが輝く

 

開閉会式のコンセプト

つながるとか、分かち合い、WE、調和

主語が大きく集団を俯瞰で見る感じ

 

このコンセプトの主語を変換し、

私、I を主語にして考え行動し、

貴方、YOUを主語にして尊重し大切にする

主役のバトンはアスリートから凡百の自分に渡された。