I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

車検も結婚も出来ん

涼宮ハルヒの憂鬱』をMXテレビで見ているんだが、まだ夏休みをループしている。


先週書いたとおり、ハルヒのループが終わるか、私の会社サボリが終わるかどちらが早いのか、多少気になって見ているんだが。

なんと、私の出社拒否引きこもりループは4週間で区切りをつけ、先週の火曜日から出社している。


さて、今は『新世紀エヴァンゲリオン』の再放送を日本テレビでやっている。
画質をみると、ハルヒのほうがアニメとして綺麗に見える。
画風が違うから一概にはいえないが、1995年から放送のエヴァと、2006から放送のハルヒの間にある10年間の進歩なのだろうか。


それはさておき、我がキャミが車検の時期を迎えた。
ただし、うまくいかない。




車検が出来ん!


先週は、出発直前に車検証がないこと判明。
急遽とりやめに。


後ほど車検証発見。
大切な書類を入れておく引き出しの「奥に詰まって」いた。


そして今日、無事に業者に納車してノホホンと過ごしていると携帯電話が着信。
なんでも、後部座席のヘッドレストがないから車検を通らないという。
つまり、後部座席の上についている枕のようなものを持って来いと言っている。


それは家にある。
だから、明日また業者まで足を運んでヘッドレストを2個届けなくてはならない。
しょうがないから、自転車で行こうかな。
ヘッドレストをリュックサックに詰めて。


でも、明日の午後お見合いがあるんだよなあ。
チャリンコにリュックサックで会場に行けるかなあ。




結構、婚活しています私。


その経験から言いたいことがある。言わないほうがマシなことが。


お見合いって、お見合いをして気に入ったら即結婚、そんなイメージがあるが、実際はそんな家電を購入するように事は簡単ではない。

お見合いをして両者がOKしたあとに、しばらくお付き合いをして、お互いが関係を深めてから、再度両者がOKした場合に結婚となる。


お見合い⇒付き合い⇒結婚


この、付き合いの期間の過ごし方が一番重要で、私はこの期間を死の谷と読んでいる。*1


お見合いって、いうか現代の婚活は世知辛いもので、業者等を通じた「お引きあわせ」のチャンスが多いものだから、男も女も、この付き合い=お試し期間を二又三又かけてお相手を吟味する。
お見合いって、ひと昔前なら100回もお見合いをしたら、ちょっと問題があるんじゃないかという感じだったが、今は100人でも200人でもお見合いをして付き合って、より良い相手を見つける時代。
なんか、積極的なのか消極的なのか解らないが、こういう状況のなかでは「お見合いのお試し期間」をどのように使うか、どう関係を深めるかで婚活の成否が決まる。


異性の重要度に順位をつけるとどうなるだろうか。
一般的に下記のとおりなんじゃなかろうか。


他人<お試し中<知人友人<不倫相手<妻<彼女<気になる知人友人<家族


この「お試し中」というのは、なんとも微妙な関係であって、あくまで結婚を意識した付き合いであるが、お見合いを介して知り合ったシステム上の付き合いであるという前提があるから、知人友人ほど気の置けない関係ではなく、恋愛感情が高まっているわけでもない。さぐりさぐりのコミュニケーション。
しかも、より条件の良い相手が見つかったら容赦なく切るという意味で、相手への敬意が十分な訳でもない。


言い換えると、「お試し中」のお相手は、私的な関係ではなく公的な関係という感じ。
打算を前提とした関係から、どうやって将来の伴侶たる信頼関係を産むのか、距離感をどのように近くしていったらよいのか、そこに死の谷がある。


お相手を、知人友人を飛び越して少なくとも「妻」まで引き上げる事の難しさ。


結婚を意識した相手なのだが、「異性」として意識して接していいのか、いや相手が自分に合格を出していないうちは相手にとって自分は異性として存在していないのではないか。なんだか分からない。

具体的にいえば、何回もデートしたとしても、キスしようとしたら「まだ、貴方とはそんなつもりはない、時間をくれ」と言われてしまうような気がする。


お見合いって、結婚願望の強さやスピード感が人によってまったく違う。例えば、本人の意思に反して親がうるさいからとか、いい相手がいれば考えるとか。
だから相手の気持ちの強さやスピード感を取り違って事を進めると、ギアがうまく噛みあわなくて関係が壊れてしまうことがある。


「そうやって人の顔色ばかり伺ってるからよ」
と怒られそう。


中二病なのだ。

*1:死の谷」といえば、ベンチャー企業の成否が試される3年程度の期間を言うのが通常。でも、お見合いの死の谷は私の経験上3ヶ月。