I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

インターンシップ


1.ある夏に来たインターンシップの学生に任された課題は、今度の講演会の出演者を誰にするかであった。報告の日に学生は5人ピックアップして調べ上げて来た。そこで先輩が発した「それで君は誰がいいと思うんだ」の問いに対し学生が「私が決めていいんですか」と答えたやりとりが忘れられない。


2.たぶん思うに、その問いは学生に選択権があるという意味ではなくて、出演候補者を絞り込む材料や道筋を示して欲しいという意味だった。 そこには単なる情報収集を超えた主観や思いが入り、そのさじ加減や説明ぶりが腕の見せ所となるその意味で「私が決めていいんですか」この言葉を言い換えると、


3.「仕事ってそういうものなんですか、主観を交えてもいいんですか」という言い換えが可能だったとするならば、答えは「その通りです。勘や好みだけだと困るが客観的・説得的な根拠を付けて自説を通す、そして結果が失敗だったり怒られたりしてもそうして仕事を覚えるんだよ」ていう整理でよろしいだろうか。