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根暗なマイハートのネジを巻け!

モラルハザード防止策(VC)


ベンチャー企業

  • ベンチャーキャピタル(vc)の持ち分の方が多いか、経営に口出しできる種類の株式を取得。
  • 段階的投資、すなわち次のラウンドの投資をコミットしないことによって、ベンチャー企業の目標達成を動機付ける手法をとっている
  • 配当が出なくても投資額相当を支払いさせるオプション株式で投資

(日本では創業者が株式の過半を持ち経営権を握る。もしくは、日本では種類株式自体に規制がある)



ベンチャーキャピタルの課題

  • 日本では、大手銀行系の子会社がvcであり社員は出向なので短期利益を重視しノウハウもない。
  • 投資回収が上場しかない。市場が米国より少ない。
  • 米国でベンチャー育成に寄与した年金資金が、日本ではベンチャーに行かなかった。


経済産業研究所
http://www.rieti.go.jp/users/economics-review/001.html
ベンチャー・キャピタリストは、通常、裕福な個人や機関投資家などの第三者から資金を調達し、それを新規開業企業に投資することを専門とする投資家である。
新規開業企業や若い小規模企業は、資本市場において、「評判」をまだ確立していないため、貸し手と借り手の情報の非対称性に基づく利害の対立(エイジェンシー・コスト)の影響を最も深刻に受けると考えられる。
特に、その結果として起こる逆選択の問題(金利を引き上げるとかえってリスキーな借り手が集まってしまうこと)は、こうした評判の低い借り手に対して信用割当が起こる可能性がある。
したがって、通常、新規開業に当たっては、自己資金や家族、友人などの個人的な関係に依存する借入れを利用する場合が多いが、それらの資金では十分でない場合、外部資金を調達する必要がある。その際、ベンチャー・キャピタルが、こうした企業に対して大きな役割を果たすのである。
まず、問題となるエイジェンシー問題(逆選択モラル・ハザード)を緩和するためには、借り手をスクリーニング、モニタリングし、必要に応じてコントロールしていくという関係依存型の金融システムが優れている。
しかし、銀行がこうしたタイプの企業に資金供給することは難しい。なぜなら、担保可能な有形資産の蓄積が十分でなく、企業の将来の不確実性が非常に大きいためである。
たとえば、こうした企業は、何年もの間、赤字を続け、元利の支払いができない場合も珍しくない。したがって、ベンチャー・キャピタルの機能を考える場合、リスクの問題にどのように対処しているのか、また、リスク負担を可能にする高いリターンをいかに達成しているのかという問題意識が重要となる。




NAVERまとめ
日本のベンチャーキャピタル(VC)は課題が多いのか??VCの課題まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137957461864023901