戦後の第一次ベビーブームは、その後の急激な人口減少の直前である。
なぜ減ったか?
人口を減らす政策が取られていたらしい
戦後の荒廃した国土において人減らしをしないと国の維持増進の手が打てないと政府が判断したためのようだ。
子どもは2人という風潮も戦後の少子化させる政策での啓発によるもので、実際に、結婚した夫婦が生む子どもの数は戦後から現在まで約2人で推移してきた
日本社会分析学会
戦後の少子化政策と家族の少産化志向
http://jsasa.org/cgi-bin/mag01_menu.php
戦後は婚姻数も婚姻率も急減少した。
戦争で若者が沢山死んだからではないか。
終戦時に20代前半だった人の生存が少ないことは人口ピラミッドの不自然な段差が示唆するところ。
婚姻率の推移
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2021/r03webhonpen/html/b1_s1-1-3.html
https://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/PopPyramid2017_J.html
戦争で若い人が沢山死んだし、戦後の国力低下を補うために子どもを産むなと国が指導したことが、人口構成上大きな谷を産み、人口バランスを崩して現在の高齢社会の原因となった。
戦争のツケを長く後世代も負担し続けることに。
戦争は、
人の命も国の形も壊す。
戦後の人口減少は戦争災害なのに、
ベビーブームのピークアウトと読み替えて、
まるで一過性のムーブメントが終わったかのような軽い感じで
アイコン化されたことに誰も気づいてないらしい。