I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

1対1は普遍的必然か?


リーガル・ハイ2は、価値観の対立を描くというか、国民に問題喚起していますよ。
特に、重婚については、現実が先行しており、最高裁で法律上の子でもそうでない子でも等しく相続権を持つ権利があるべきだと判決が出て、民法改正により、相続に関しては、結婚制度は何の優先権も保障しなくなりそう。


重婚の禁止は、民法に規定があり、憲法に明文があるわけではない。民法は、国民が行う取引、所有権、トラブル解決法、家族、相続など、国民の人と人、人と物(金)をつなぐルールブックだ。ただし、絶対ルールではなく、特別法や個別の取り決めがある場合、必ずしも優先されない。


昨日聞いたラジオでは、親は子の幸せが第一だと言ってた。だとしたときに、女性が結婚する意味とは、亭主と子を法律的に縛り付けておくことに意味があり、具体的には離婚時の養育費や相続権の話だと思う。だから、民法の改正で、相続上、法律上の子と、浮気相手の子が同じ権利を持つとなったら。


たぶん、収入の少ない男性と法律上の婚姻関係を結ぶことよりも、収入の多い男性、遺伝子を残したくなるような魅力的な男性と、正妻(法律婚)ではなくても、事実婚したいと思うのではないだろうか。昔でいう2号さんという関係。2号でも子が正妻の子と同等の相続権があるように民法が変わるのだから。


経済上の理由から結婚できない男女も多い。それが少子化の理由だと強弁できないこともない。だったら、一夫一婦制をやめて、重婚を認めるのも手だ。金や力のある男と複数の女。金や力のある女と複数の男。持つ者と持たない者がたくさん繋がれば、国民がお互いに支え合い、国家の社会保障費も減らせる。


私は本当に男女関係に疎いので、もしかすると世間では既に、1人の男が複数の女を囲い、逆も真なりの現実となっているのかもしれない。経済格差が広がっているので。
婚活していると、親元にいて生活している女性が多いけど、親の資産を取り崩した先にあるのは、一夫多妻制かなあ。金持つ男も少ない。


少なくとも、お金を持つ女と失業中の男が結婚すればいいのにと私は繰り返し述べてきた。女性の社会進出の帰結だと思っている。限りある労働者の席を、男と女でシェアしてるんだから当然だ。これが進まないとしたら、女性の男性に対する意識の問題か、育児期間中の収入が減る社会システムの問題か。