I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

まかない

ファミリーレストランでアルバイトしていたときは、いろいろしたなあ。洗い終わったグラスを布で拭いて並べたり、手すりを磨いて艶を出したり、窓を拭いたり、冷蔵庫の中を掃除したり、「お下げしてよろしいでしょうか。」といって皿を片付けたり、バイト禁止だったから高校の先生が来店したとき、厨房に隠れていたら大学生のバイトに「皿片付けてこいよ」と怒られたり、中でも食器洗浄器から皿を出すときは、皿が熱くて指が大変になりそうだった。食器洗い機の前処理として軽くお湯で皿を洗うのも、数こなすと指がふやけて大変だった。関係ないけどスーパーでバイトしていたときは、棚卸しで商品数を適当に記録しておいたら次の日正社員に怒られたなあ。話はもどって、レストランでは、まかないが出てうれしかった。お客に出す料理より美味しいものが出たような気がする。ただひとつ思い出すのは、これを片付けろとかなんとか言われてまだ一杯料理が盛り付けられている鉄板プレートを、料理に問題でもあったのかと思って、全部捨てたときは、料理人に「あ〜捨てたんだ」と言われて、それも怒られたわけでもなくて、いったいなんだったンだろうというのが、今日のポイント。こいつに何をいってもダメだと思われたのかなあ。さすがに食べ物を捨てるのは抵抗があって、そのときの感覚は今でも体に残っているんだけど。それだけが気にかかっているわけさ。