I me Mine

根暗なマイハートのネジを巻け!

ブラック企業のミクロ的考察


ブラックホール企業と呼ぼうか。例えば、自動車や寝具の営業クンによれば、売れないから自分が買い、友人、家族、親戚に売り、ツテがなくなったらノルマが果たせず超怒られて、会社に居辛くなり辞めるパターン。企業は「カモ」を次々と雇い、吸い尽くし、捨てる。雇用形態によるマルチ商法


経営者が私欲を肥やすため従業員を搾取するケースを私が言及しないのは、企業は慈善事業ではないため。
経営方針は自由。労働組合を組織して対抗。法律違反は、労基署に告発するなり、弁護士に相談。


資本主義は、貧富の差やセーフティネットなど社会的コストも発生する。これまで日本は、企業福祉国家として、企業が終身雇用し、福利厚生も提供し、労働保険や年金の一部を負担して、社会的コストつまり資本主義の影の部分を吸収してきた。


本来、企業は従業員を養うために経営を行っているわけではない。ブラック企業の問題は、もはや企業が国民の福祉まで担えない局面変化の兆しかもしれない。