家
特に夫婦はコインに例えると片方が性愛で、もう片方が経済性で成り立っているとします
かつて「家」が社会の最小単位つまり、家族が自給自足と、収入を得るための生産単位だったときの結婚制度は社会基盤であり、経済性がいわばコインの表
一方、身分と職業は固定的であったため、恋愛結婚は「くっつき」と呼ばれ性愛はここではコインの裏
その後、恋愛が重視される時代がきて、経済的にも家族は生産集団ではなくなった
このことから、家族は愛が具現化された共同体としての側面がコインの表になって久しい
時代の波にもまれて、家族の在り様のコインは常にクルクル回っている。性愛か生産か
現在の社会環境では、
結果、生産が家族の表面に返り咲くと私はみている
その芽はもうある
第一に
引き続く不景気。愛だけでは食えず貧困世帯が少なくない
第二に
結婚相手をパートナーと呼び、育児や生計を共に成り立たせられるかの品定めが、性愛より優先
(女性の職場進出や、人生100年の高年齢化社会の到来)
第三に
映画 万引き家族、パラサイトで提示されたテーマは今の家族制度を揺さぶった
第四に
恋愛と生計を両立させる様々な共存戦略
かつてお金持ちが複数人の生活を手当した契約関係に似た現代のパパ活。男性を支援したい女性も増えていると聞いた
これらの人との関わり方を、良い悪いや、長期短期とジャッジすることなかれ。
新旧の生き様や価値観とが表裏一体に螺旋構造をなす新たな家族のフェーズに移行しているのではないか?
これらを厭わない層から始めてもらえばよい
しかし、下記引用のように失敗といえる事件も起きており、社会システムによる対策対応を早急に入れる必要性がある
共助の集団生活
これをうながす社会制度改革は、財政メリットだけでなく、ダイバーシティ実現にも役立つ
電極の反発でモーターが回るように、
家制度の表裏が反転
常識の表裏が反転
リベラルか保守かなど、
価値観の反発をエネルギーに議論を回し
新たな家制度が有力な選択肢に加わり
それをシステムが支えられるとよい
25歳のシングルマザーは、幼子を家に置いて繁華街に立ち続け、半年間で334回売春した。売春を命じたのは、女性が同居させてもらっていた少し年上の夫婦。善意で女性を受け入れたはずの夫婦が、女性を洗脳して「あやつり人形」にした夫婦に東京地裁で、それぞれに懲役2年6カ月執行猶予4年、罰金30万円の判決が確定した
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASQ6855T9Q5WUTIL02Z.html